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リフォームで使える補助金にはどんなものがある?

リフォームや省エネ化・バリアフリー工事には、国や自治体から補助金が出るケースが多くあります。費用のかかるリフォームも、補助金を上手に活用することで負担を大幅に抑えることが可能です。

この記事では、補助金の対象となるリフォームの種類・各制度の金額や条件・申請時の注意点をまとめて解説します。

この記事で分かること
  • 補助金の対象になるリフォームの種類
  • バリアフリー・省エネ・耐震化の各補助制度
  • 申請時に押さえておくべき注意点
  • 補助金以外に使える減税・優遇制度

補助金の対象となるリフォームとは

リフォームであればどんな工事でも補助金が出るわけではありません。補助金の対象となるのは主に以下の3つのカテゴリーに関するリフォームです。

バリアフリー化
手すり・段差解消・扉変更など

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省エネ化
断熱・太陽光・高効率設備など

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耐震化
耐震診断・改修・ブロック塀撤去など

バリアフリー化・介護のためのリフォーム

廊下・浴室・トイレへの手すり設置、床の段差解消、開き戸から引き戸への変更、滑りにくい床材への張り替え、和式トイレの洋式化など、バリアフリー化や介護に適した住まいへの改修には補助金が使えます。

主な工事費用の目安

工事内容 費用の目安
手すり設置 1箇所につき3万〜10万円
床の段差解消 1箇所につき1万〜20万円
開き戸を引き戸に変更 1箇所につき5万〜30万円

介護保険による補助金制度

バリアフリー工事・介護のための改修に最も使いやすい補助金が介護保険です。要支援・要介護認定を受けた方が住む住宅でのリフォームに適用されます。自治体の補助金と併用できるケースが多いのも特徴です。

介護保険 制度概要
条件 要支援・要介護認定を受けた方が住む住宅であること。ケアマネージャーや福祉住環境コーディネーター2級以上の資格者による「理由書」が必要
対象工事 手すり取り付け・段差解消・床材変更・扉を引き戸に変更・和式トイレを洋式に変更
補助金額 工事費用の7〜9割、上限20万円(割合は所得に応じて変動)
受付期間 随時(着工前であること)
ポイント 20万円を使い切った後も、健康状態の悪化や転居があった場合は再申請可能

長期優良住宅化リフォーム推進事業

長期にわたり良い状態で住み続けられる住宅(長期優良住宅)への改修を支援する国の補助制度です。

長期優良住宅化リフォーム推進事業 制度概要
条件 一定の耐震性が確保されていること
対象工事 性能向上を満たす改修工事(バリアフリー・耐震・省エネ設備導入・維持管理向上など)
補助金額 対象費用の1/3、上限100万〜250万円(性能向上度合いによる)。3世代同居リフォームは最大50万円の追加補助あり
受付期間 通年(予算状況により途中終了あり)

省エネのためのリフォーム

省エネ化は環境への配慮だけでなく、光熱費の削減・結露防止による住宅の長寿命化など実生活へのメリットも大きいです。窓や壁の断熱工事・太陽光発電の導入・高効率給湯器の設置・節水トイレへの交換などが補助対象になります。

主な工事費用の目安

工事内容 費用の目安
内窓の設置・ペアガラスへの変更 1箇所につき5万〜60万円
外壁・屋根の断熱化改修 80〜350万円
高断熱浴槽付き浴室への改修 50〜90万円
エコキュート・エネファームなど高効率給湯器 25〜100万円
節水トイレへの変更 13〜35万円
太陽光発電システム導入 130〜300万円

高性能建材による住宅の断熱リフォーム支援事業(断熱リノベ)

断熱リノベ 制度概要
対象工事 断熱材・断熱窓・断熱用ガラスを使用したリフォーム。一戸建ては蓄電池・蓄熱システム設置も対象
補助金額 対象費用の1/3以内。一戸建て:上限120万円、集合住宅:上限15万円/戸
受付期間 公募開始から上限に達するまで(先着順)

次世代省エネ建材支援事業(次世代建材)

次世代建材 制度概要
対象工事 断熱パネル・潜熱蓄熱材の設置。合わせて行う断熱材・断熱ドア・窓・ペアガラス・調湿建材の工事も対象
補助金額 対象費用の1/2以内。一戸建て:上限200万円、集合住宅:上限125万円/戸
受付期間 公募開始から上限に達するまで(先着順)

ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス支援事業(経産省ZEH)

ZEH(ゼッチ)とは省エネ+創エネにより年間のエネルギー消費量を実質ゼロに近づける住宅です。自己所有の一戸建て住宅のリフォームにも補助があります。

ZEH支援事業 制度概要
条件 登録されたZEHビルダー・プランナーが設計・改修を行うこと
対象工事 ZEH要件を満たす工事(断熱改修・エコキュート・エネファーム・太陽光発電システムなど)
補助金額 1戸あたり70万円。蓄電システム導入の場合は追加で30万円
受付期間 公募開始から先着順

自治体独自の補助制度(例:世田谷区)

自治体が独自に実施している制度もあります。一例として世田谷区の制度を紹介します。

世田谷区 環境配慮型住宅リノベーション推進事業補助金
対象工事 外壁・屋根・窓の断熱リフォーム、太陽光発電・太陽熱温水器の設置、高断熱浴槽・節水トイレへの交換、分譲マンション共用部のバリアフリー工事
補助金額 工事合計金額20〜40万円につき1〜2割を補助。節水トイレは1台あたり1万8千円、高断熱浴槽は1台あたり7万円
受付期間 受付開始から予算状況に応じて終了
ポイント:省エネ系の補助金は種類が豊富で、地域によって対象工事に差があります。思わぬ設備や技術が対象になっていることもあるため、お住まいの自治体の制度を事前に確認することをおすすめします。

耐震化のためのリフォーム

地震から家族と住まいを守る耐震化工事は、自宅を守るだけでなく、道路や隣接する建物の被害を防ぐ意味でも重要です。耐震診断・改修工事・危険なブロック塀の撤去にも補助がある自治体が多くあります。

主な工事費用の目安

工事内容 費用の目安
耐震診断 2万〜4万円
耐震改修工事 25万〜200万円
ブロック塀の撤去 1㎡あたり5千〜1万円

民間戸建住宅等の耐震診断・改修補助制度(大阪市)

大阪市 耐震診断・改修補助制度
主な条件 大阪市内の民間住宅で2000年5月31日以前に建築されたもの。耐震改修工事は申請者の年間所得1,200万円以下
補助金額 耐震診断:費用の90%以内、上限4万5千円/戸(一棟18万円)
耐震改修設計:費用の2/3以内、上限10万円/戸(一棟180万円)
耐震改修工事:費用の1/2以内、上限100万円/戸+最大20万円の加算あり
受付期間 4月から予算状況に応じて終了。工事着手予定日の45日前までに申し込み

危険なブロック塀の撤去費補助(相模原市)

相模原市 ブロック塀撤去補助制度
対象工事 ブロック塀の撤去、または高さを40cm以下に減らす工事
補助金額 対象費用の1/2・上限10万円。重点地区内・通学路沿いは対象費用の3/4・上限15万円
受付期間 4月から予算状況に応じて終了

補助金申請の注意点

1
工事前に申請が必要
先に工事を始めてしまうと補助金は受け取れません。申請から着工、工事完了報告まで各期限を工事業者と事前に確認しましょう。

2
予算が尽き次第終了する
人気の補助金は夏〜秋頃には予算上限に達して受付終了になることがあります。利用したい制度があれば、受付開始後できるだけ早く申し込みましょう。

3
リフォーム会社の協力が必要
補助金の申請手続きや条件を満たす工事には、制度に精通したリフォーム会社の協力が不可欠です。特に自治体独自の制度は地元の事情に詳しい業者への依頼が重要です。申請代行を行っている業者を選ぶと安心です。

補助金以外に使える制度

リフォームの際は補助金以外にも活用できる制度があります。

リフォーム減税
耐震・バリアフリー・省エネ工事を行うと、固定資産税や所得税の優遇措置が受けられます。補助金と組み合わせることでさらに費用負担を抑えられます。

贈与税の非課税措置
リフォームのために親などからお金を受け取る場合、住宅取得等資金の贈与税非課税措置が適用できるケースがあります。事前に税理士や市区町村の窓口に確認しましょう。

※掲載している補助金制度の内容(金額・条件・受付期間など)は変更される場合があります。最新情報は各自治体・実施機関の公式サイトでご確認ください。
※本記事は情報提供を目的としており、特定の補助金の受給を保証するものではありません。